吹田市岸辺駅前のピアノ教室です。レッスン♬ 趣味、習い事、何かを始めたい! 人生の楽しみが見つかる場所。大人のピアノ教室 おとわ

お問い合わせ・お申し込みはTEL:090-6200-8047

大阪府吹田市岸部南1-25-7 33番4階 スタジオロックバード内

ブログ

BLOG

ブログ

2019.07.12

モーツァルトのトルコ行進曲を聴き比べしてみました

 オーストリア、ザルツブルク出身のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)は、

音楽の歴史のなかで古典派といわれる時代を代表する作曲家、ハイドン、ベートーヴェンと並び称されています。
彼の音楽の才能を見出したのは父で、モーツァルトは幼少の頃から音楽教育を受け、神童と言われました。
 3歳でチェンバロを弾き始め、5歳で作曲を始め、父とともにウィーン、パリ、ロンドン、イタリア各地へ
演奏旅行に行きました。
6歳でシェーンブルン宮殿で御前演奏したモーツァルトは床で滑って転んでしまい、その時に手をさしのべた
7歳の皇女マリア(後のマリー・アントワネット)に「大きくなったら僕のお嫁さんにしてあげる」と言ったという
逸話があります。
モーツァルトは35歳で亡くなるまで800曲以上の作品を作りました。
その曲は交響曲 、オペラ、ピアノ協奏曲、室内楽曲、ピアノソナタなど、様々な分野にわたります。
遺作は鎮魂曲(レクイエム)ですが、未完成のまま、若くしてこの世を去りました。
数ある作品の中で、知名度が高い曲のひとつは「トルコ行進曲」ではないでしょうか。
 この曲は単独の曲ではなく、ピアノソナタ第11番第3楽章が「トルコ行進曲」と言われています。
1783年頃にウィーンまたはザルツブルクで作曲されたそうですが、
定かではありません。
18世紀後半、ヨーロッパはオスマン帝国の侵攻を受けます。
人が動けば文化が伝わります。それは平時だけでないのですね。
オスマン帝国が行軍の時に連れて行ったメフテルと呼ばれる軍楽隊の独特のリズムとメロディーに衝撃を受けた作曲家たちは
作品に取り入れました。モーツァルトもその一人です。
芸術はその時代の政治経済、外交に大きく影響を受けます。
音楽も例外ではありません。